むさしの市民エネルギー(む~ソーラー)およびMeetむさしの、のサポートのもと、ICU、法政大学、早稲田大学の大学生・院生約10名が、2024年、2月7日、21日の2日間に渡り、サステナブルファッションをテーマに、藤村女子中学で探求授業を実施した。
この授業は、日常生活で身近なファストファッションがもたらす、環境問題や社会問題を知り、将来の購買行動を考えることを目的に実施した。ファストファッションは、その製造工程の中で、地球温暖化につながる大量のCo2を出すとともに水を消費している。また、その多くがバングラディシュ等の途上国で生産されており、劣悪な労働環境で労働を強いる、労働搾取が問題になっている。さらに、廃棄行程においてもリサイクル・リユースの名のもとに、途上国に輸出され、その多くがゴミの山に放置されるという事態を生み出しているが、我々、購買者の多くがこの事実をあまり知られていない。
2回の授業では、動画・グループワークを通じて、日々、身につける衣類の背景に、様々な環境・社会の問題があることを知り、中学生自らも自分ごと化し、どのような解決案があるかを模索した。最初は、緊張気味だった大学生・中学生ともに徐々に打ち解け、2回目の授業では、中学生も自分なりに考えたことを発言するなど、活発な意見交換があった。
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