開催から一ヶ月以上遅れてのレポートとなります…。

2019年10月26日(土)27日(日)武蔵野プレイス前の境南ふれあい広場公園にて「フェアトレードむさしのFESTA」が開催されました。

主催団体はフェアトレードむさしので、武蔵野地域でフェアトレードの活動を推進するためのコミュニティとして約1年ほど前に立ち上がりました。
企画運営は、私(山田)が所属している作ろう!みんなのジモト Wa-shoiパートナーシップが行っており、2月に武蔵野プレイスにて「モノの価値ヒトの価値。~フェアトレードな暮らしがまちを変える~」を開催しています。
ちなみに今回のイベントですが、Meetむさしのも協力団体に名を連ねております。

今回私は開催に関わる事務作業のほか、SNSでの広報、当日の写真撮影などを担当していたので、参加者というより主催者に近い裏方として参加していました。

フェアトレードとSDGs

私にとってフェアトレードというと発展途上国の支援というイメージが強く、コーヒーやチョコレート、工芸品くらいしか思い浮かばなかった私なんですが、とてもかわいいアクセサリーや美味しいカレー、ビールもありました!

カレーのペーストは簡単にエスニック風味のカレーが家で楽しめてちょっとお得な気分になれるし、カンボジアの黒胡椒は世界でも有名らしくとても美味しいし、凝った刺繍のかわいらしいグッズもあったり、コットンを使用したネックレスはとても軽くてナチュラルで素敵。金属アレルギーでも大丈夫!
美味しいものやオシャレなものがたくさんあるんです。

フェアトレード商品だけではなく、地域の福祉団体やフェアトレード商品を使用した飲食の提供や、地元で作られた野菜などの販売もありました。
地域活動を行っている団体のブースや、音楽ライブなども。
フェアトレードだけでなくSDGsもテーマにしているんですが、自分の買い物が誰かのためになるっていいことだし、誰かのためになるような活動の紹介の場でもありました。

また、今回のイベントの目的は「まちの未来や地球の未来のために、地域の大人たち、団体やお店、学生らが連携しやすい場を作ること」です。
大学生ボランティアの皆さんや、フェアトレードに取り組んでいる人たち、ボランティア活動に取り組む人、食べ物や音楽を通じて誰かにメッセージを届けようとしている人など…そんな人たちの思いに触れ、暮らしについて少し考えてみるきっかけ作りができたイベントになったかと思います。

今後の展開は?

武蔵野市をフェアトレードタウンにしようということで、現在武蔵野市内から有志や企業が集まりフェアトレードタウン認定に向けて動いています。
都内でもいくつかの自治体で認定に向けた動きがあるようですが、まだ認定に至った自治体はないので(2019年11月現在)もし認定されれば東京都内初のフェアトレードタウン認定ということになります。
こちらの動きにも注目してみてください!

フェアトレードタウンとは、市民、行政、企業、小売店、学校など街全体でフェアトレードを応援する市町村、群、県などの自治体のことです。 地域のみんなが一体となり、フェアトレード製品を積極的に購入・販売し、啓発イベントを開催するなどして、フェアトレードを広める活動を 積極的に行います。

フェアトレードタウン|参加しよう|fairtrade japan|公式サイト

そして現在フェアトレードむさしのではクラウドファンディングに挑戦中です!
フェアトレードタウンに向けて仲間を増やすための広報活動費、マルシェ開催費用、クラウドファンディング手数料などに充てられるそうです。
支援や応援、宣伝などよろしくお願いいたします。

また、来年2020年2月16日(日)「フェアトレードフォーラム・むさしの2020」を成蹊大学にて開催予定だそうです。
続報はフェアトレードむさしののFacebookページをチェックするか、詳細が決まれば弊サイトのイベント情報にも掲載いたします。

About the Author

山田奈緒子

Co-Founder

武蔵野市関前在住。広島県で生まれ育ち、結婚を機に東京へ。うつ病等を患ったり、近所に話せる人がおらず孤立していた経験から、地域のつながり作りに興味を持ち、地域の「居場所」の情報を載せたマップ作りの活動に参加。様々な活動を通して知った沢山の人たちのストーリーを誰かに届けられたらと思い、MMの立ち上げに参画。「作ろう!みんなのジモト Wa-shoiパートナーシップ」世話焼き人。 武蔵野市のおすすめスポットはクラフトハウスばくです。玄米ランチが食べられてゆるゆる過ごせてイベント盛りだくさんのコミュニティスペース?のような、不思議な空間です。わりといつもここにいます。

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