このオンラインイベントでは、吉祥寺在住で学生である佐座さんが自らがアジアコーディネーターを務めた、若者の記事「COP」MockCOP26について、その背景、意義を熱く語っていた。

近年、様々な異常気象をもたらす気候変動・地球温暖化が喫緊の課題となっているが、COP26は、地球温暖化対策について、国連気候変動枠組み条約国が対策を協議する場で、例年11月に開催されている。

昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大により延期されたため、これに代わる疑似「COP」を世界中の若者が声を上げ、開催したものだ。

参加国は140か国にあたり、気候変動・地球温暖化防止のための18の本格的な政策提言を行ったとのこと。

アジアコーディネーターの務める中で、「日本の気候危機に対する意識の低さ」や「未来を左右する決議する場に若者が参加できない」という大きな課題を実感したという。

ロンドン大学大学院で学ぶ佐座さんは、コロナで帰国を与儀なくされたというが、そんな中でも、気候変動・地球温暖化に対して、具体的なアクションを起こそうとSWITCHという一般社団法人を立ち上げ、学生のアクションを後押しするプラットフォームの構築に奔走している。

気候変動・地球温暖化に対して強い危機感を持ち、具体的にアクションを起こす佐座さんのような若者が増える中、大人の危機感の薄さを改めて感じた。

気候変動・地球温暖化の一番の被害者になるのは、今の学生より若い世代だ。次世代に責任を持つ大人が対応を先送りにするのではなく、確りと責任を持って行動しないといけないと感じた。

About the Author

山中敦志

Co-Founder

武蔵野市吉祥寺北町在住、一児の父。学生時代にアメリカに留学、市民主体の自治に関心を持つ。 企業で環境・社会関連の業務に従事する傍ら、地域から自然エネルギーの普及を目指す、 NPOむさしの市民エネルギー(むーそーらー)やNPOみたか市民協同発電で地域活動を行う。 市民、市民団体、行政、企業の接点を創出し、社会的課題の解決すべく、MMの立上げに参画する。 武蔵野市のおすすめスポットは市役所隣の市民公園です。週末には市民公園の奥にあるフットサルコートで息子と近所の子供たちとサッカーをしています。

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